材料選定のスペシャリスト
ジェスモナイト・FRP樹脂・シリコン・塗料など幅広い材料の選定と提供で作り手を支援
造形材料を幅広くカバーする素材のスペシャリスト
美術や造形、モノづくりに関わるクリエイターの方々は日常的に使用する材料に関して、実験や失敗を含む様々な経験を通して材料の特性や挙動を熟知し、大いに活用されています。
しかし経験に支えられている世界ゆえに、業界や分野が異なると、目的・用途・求められる精度が違うなど、自分の守備範囲外の材料が必要になると材料選定が難しいケースが多くあります。
例えば毎日のように大量シリコンを使うヘビーユーザでも、医療用・工業系デザイン・特殊メイク・造形など、業界によって求められる条件と使うシリコンは大きく変わるため、メーカを横断した商品バリエーションと共に網羅的にシリコンの全体像を把握している方は非常にまれです。
私たちはこれまで様々な業界・分野で、作り手の皆さまの要望を聞き、共に試行錯誤しながらサポートすることで多くの経験を積み上げてまいりました。
分野・メーカーを横断した幅広い知識をもとに、目的に合わせて最適な材料選定を行い、素材のスぺシャリストとして提案しています。ある業界では定番の素晴らしい材料・道具・ノウハウが、少し違う業界では全く知られていないケースも珍しくありません。各素材メーカーさんや・作り手さんほど一つの材料に対して深く長く触れる時間は多くありませんが、逆にメーカーや作り手が持ちえない、横断的な知識が私たちの武器です。
安全な材料を導入して、選択肢を少しでも増やしたい
作業者の安全という面で、日本は欧米に大きな後れを取っていると感じています。世の中全体で安全やエコロジーに対する意識が少しづつ変わってきてはいますが、裏方である制作現場にはまだまだ安全優先の意識が行き渡っておらず、身体負担が多い有機溶剤系材料を使わざるをえない作業者さんも少なくないのが実情です。
もちろん様々な材料には目的と用途があり、すべてを安全で無害な素材に置き換えられるわけではありません。そしてあらゆる人に無条件で安全という材料もあり得ません。
しかしもし、明らかに毒性が強い材料とより低害なものを選ぶことができて、条件的に必ずしも毒性が高い素材である必要がない場合に、あたりまえのように低害なものを選ぶことができる、選択肢がある状態を作りたいと思っています。
この思いから環境や作り手の安全に配慮した海外の材料を国内で購入できるように、輸入販売と使い方の指導、サポート業務も行っています。
「物理的なクリエイティブ制作において、作り手をサポートして幸せにすること」
これが私たちが目指しているゴールであり、終わりのない課題です。